[年中無休]
牛込柳町駅より徒歩約3分・新宿区市ヶ谷
【市ヶ谷動物医療センター】

問診、触診、聴診、視診、血液検査、血液化学検査、エックス線検査、 超音波検査(腹部・心臓など)、内視鏡検査、CT検査、MRI検査などにより原因を追究し、治療にあたります。 通院治療や入院治療、場合によっては手術が必要となる事もあります。
犬・猫
※診療獣医師不在など診療体制の関係により、エキゾチックアニマルの診療は行わないこととなりました。
呼吸器外科
(肺腫瘍、胸腺腫瘍、気管切開術、軟口蓋切除、乳び胸など)
呼吸が早い・苦しそう、咳が出る、開口呼吸が続くなどの症状がある場合、気管や咽頭、肺に問題があることがあります。
その場合には肺の一部を切除したり、気管を開口させるといった外科的処置が必要なこともあります。
心臓外科
(僧帽弁閉鎖不全症、心室中隔欠損症、動脈管開存症、フィラリア症など)
呼吸が早い・苦しそう、咳が出る、疲れやすいといった症状や健康診断で心雑音が聞こえる場合などで、心臓に問題があることがあります。
内科治療を行うことが多いですが、外科手術が適応になることもあります。
本院である目白通高度医療センターでは体外循環装置を備え、心臓外科に対応することができます。
消化器外科
(消化管内異物、消化管腫瘍、腸閉塞整復、胃拡張胃捻転整復など)
嘔吐、下痢、食欲不振などの症状がある場合、消化管に問題があることがあります。消化管の切除や整復、固定が必要な場合には手術を行います。
また、異物を誤食してしまった場合、症状がなくても、内視鏡や手術により摘出を行うこともあります。

肝臓、胆嚢外科
(肝臓腫瘍摘出、胆嚢粘液嚢腫、、門脈体循環シャント手術など)
症状は様々で、元気低下、嘔吐、下痢、食欲不振などの非特異的なものから、成長不良、黄疸(粘膜が黄色くなる)や痙攣、といった重度なものまであります。
肝臓の腫瘍や膿瘍、胆嚢粘液嚢腫や門脈体循環シャントという病気の場合には手術が必要になることがあります。

腎臓、泌尿器外科
(膀胱結石摘出、会陰尿道瘻、尿管バイパス手術、尿管ステント設置など)
頻尿や血尿、尿がキラキラしている、尿が出ないなどの症状の場合、腎臓・尿管・膀胱・尿道に結石や腫瘍があることがあります。
結石を取り除いたり、閉塞を解除するような手術を行います。
場合によってはステントを使用することもあります。緊急性の高い疾患も多く、迅速な対応が必要になります。
生殖器外科
(子宮蓄膿症、卵巣腫瘍、前立腺嚢胞、前立腺腫瘍、精巣腫瘍など)
未避妊雌で陰部から膿や血が出る、尿が多く飲水量が多い(多飲多尿)、元気食欲低下、などの症状がある場合子宮の病気の可能性があります。
手術が必要なことが多く、緊急性も高いため迅速な対応が必要になります。
雄では尿の回数が多い・出にくい、尿がいつもより臭う、血尿、左右の精巣の大きさが異なる、元気食欲がないといった症状の場合、精巣や前立腺の問題のことがあり手術を行います。
内分泌外科
(甲状腺腫瘍摘出、副腎腫瘍摘出、膵臓腫瘍摘出)
症状は多岐にわたり、元気食欲がない、多飲多尿、痙攣発作、ぐったりしている、首が腫れている、腹部が張っているなどがあります。
診断には慎重を要します。摘出が必要な場合には手術を行うこともあります。
整形外科
(各種骨折整復、各種脱臼整復、前十字靱帯整復、膝蓋骨脱臼整復など)
足を跛行・挙上する、痛がっている、だらんとしている、などの症状がある場合は骨や関節の異常が疑われます。手術が必要なことが多く、なるべく早期に行う必要があります。当院では各種プレート・スクリューを揃えており、前十字靭帯断裂に対するTPLO(脛骨高平部水平化骨切り術)も行っております。
脳神経外科
(脳腫瘍、脊髄腫瘍、椎間板ヘルニア、椎体固定、環椎軸椎関節不安定症、尾側後頭骨奇形/キアリ様奇形、など)
足を引きずる、よろめく、うまく立てない、どこか痛がる、といった症状の場合には神経学的な異常が原因のことがあります。
手術による椎間板の摘出や、脊椎の固定術などが必要なこともあります。
口腔外科
(歯周病、歯肉炎、歯石、破折、など)
固いものを食べられなくなった、口が臭う、口を痛がる、歯石がついているといった場合に手術により歯石を取ったり、スケーリングで磨いたりします。
悪くなった歯は抜歯して歯肉を縫合する処置が必要なこともあります。
腫瘍外科
(肥満細胞腫、メラノーマ、線維肉腫、扁平上皮癌など)
皮膚などにできものができてしまった場合、細胞診(FNA)などの生検を行い、結果次第では切除が必要なことがあります。
できた場所や腫瘍の種類によって切除方法は様々です。
切除した腫瘍が悪性であった場合には、抗がん剤や放射線による追加治療などを行うこともあります。
心臓外科
体外循環装置を使用して、心臓を一時止めて手術を行うことが可能です。
今まで内科的対症療法しかできなかった僧帽弁の病気を治せる方法になります。
人工透析
血液中の老廃物を透析機を使用して除去可能です。 腎不全に対して使用しています。
循環器科/呼吸器科
(慢性弁膜症、心筋症、先天性心疾患、血栓塞栓症、気管支炎、気管虚脱、肺炎、咳、鼻涙管炎、など)
疲れやすい、咳・くしゃみが出る、息苦しそう、眠れない、急に倒れる、呼吸時にガーガー言う、舌の色がおかしい、などの症状があらわれた場合には注意が必要です。
特に心臓病については症状があらわれた時には既に重症化している事もあり、無症状の時期に診断し、早期の対策が重要となります。
専門医によるより詳しい検査やセカンドオピニオン等にも対応しております。
消化器科
(※ご来院の際、嘔吐物や排泄物を持って来ていただくと診断の一助となります。)
(口腔疾患、食道炎、胃腸炎、胃潰瘍、腸閉塞、炎症性腸疾患、大腸炎、膵炎、膵外分泌不全など)
嘔吐、下痢、便に血やゼリー状のものが混じる、便の色が黒い、排便時に痛がる、体重が落ちた、食欲がない、吐血する、お腹が痛そう、などの症状があらわれた場合には注意が必要です。
また、異物の誤食の際は誤嚥、腸閉塞などに繋がる可能性もありますので、様子を見ずに早めの受診をお勧めいたします。
肝臓、胆嚢疾患
(肝炎、肝臓腫瘍、肝不全、胆嚢炎、胆嚢粘液嚢腫、胆管炎、胆管閉塞、黄疸など)
嘔吐、腹痛、食欲がない、目や口の粘膜が黄色くなった、ぐったりする、 痙攣などの様々な症状が出る事もありますが、なんとなく元気がないなど漠然としていることも多く肝臓は沈黙の臓器と言われますが、症状が出た時には既に病気が進行している事もあるので要注意です。
腎臓、泌尿器科
(腎不全、腎結石、尿管結石、膀胱炎、膀胱結石、尿道炎、尿道結石、など)
頻尿、血尿、尿の色が薄い、尿がキラキラしている、尿が出ないなどの症状があります。
特に腎臓はその機能が1/4程度に低下するまで症状、検査結果に現れない事もあり、年齢とともに腎機能は低下していく場合もしばしば見られる為、定期検診をお勧めします。
結石が出来やすい体質の場合、結石の出来にくい体質に改善するために食事療法から開始することもあります。
脳神経科
(てんかん、脳腫瘍、脊髄腫瘍、脳炎、脊髄炎、脳血管障害、認知機能障害、椎間板ヘルニア、環軸関節不安定症、馬尾症候群、末梢神経筋疾患、遺伝性疾患 など)
足を引きずる、手足の感覚がなさそう、顔や足がピクピクする、旋回運動をする、けいれんする、ふらふらして上手く立てない、背中を痛がって震えるなどの症状が見られます。
特にけいれん発作などの場合、重度になると脳に障害が出てしまうこともありますので、お早めにご相談ください。
けいれんなのか、ただの震えなのか分からない場合、お手数ではありますがその状況を動画に撮って来ていただけると診断の一助となります。
腫瘍科
(リンパ腫、肥満細胞腫、など)
イボのようなものが急激に大きくなってきた、短期間での体重低下、嘔吐、お腹が大きくなってきたといった非特異的な症状があり、腫瘍は悪性か良性なのか、存在する部位やその種類によって症状は多岐に渡ります。治療法はがんの三大治療と言われる外科治療、抗がん剤治療、放射線治療があり、それぞれの治療に対して反応が良い腫瘍と悪い腫瘍がある為、まずはいかなる腫瘍なのかの診断が重要です。
また、第四の治療として免疫療法(先進獣医療を参照)も当院では行っております。
当院グループには腫瘍に精通した認定医も在籍しており、セカンドオピニオン等にも対応しておりますのでご相談ください。

内分泌疾患
(糖尿病、甲状腺ホルモン疾患、副腎ホルモン疾患)
急にぐったりする、体温が低い、体の毛が薄くなった、水をよく飲む、尿量、回数が多くなった、食べているのに痩せてきた、元気がない、などの症状がある場合はホルモン分泌の過剰や不足による内分泌疾患の可能性があります。
ホルモンの濃度や血糖値、飲水量、尿量の測定を行ったりします。
皮膚科
(膿皮症、アレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、感染性皮膚炎、外耳炎、中耳炎など)
かゆがる、舐め続ける、ぼつぼつができた、湿疹ができた、フケが出る、ベタベタする、毛が抜ける、など、皮膚の症状は外見上の変化が主であり、気づきやすい事も多いですが、毛で隠れていたり、触っていないと気づかない事もあります。また季節によって症状が出たり出なかったりする場合もあります。
内服、外用薬治療がメインになる事が多いですが、シャンプーなどのスキンケアも治療に組み込むとさらに効果的になります。
眼科
(角結膜炎、角膜潰瘍、ドライアイ、白内障、緑内障、瞬膜炎、流涙症、麦粒腫、霰粒腫など)
ものによくぶつかる、夜の散歩で歩かない、目が開きにくい、眩しそう、白目が充血している、目が白く濁っている、などの症状が見られます。
視覚は日々の生活において非常に大きな影響を及ぼしますので上記のような異変に気付いたら早めに受診することをお勧めします。